ペスカコンバジ(続編) [食]
私は十数年ぶりにあの「柿の種の缶詰めに入ったバジリコのスパゲッティー」にありつけるとあって、期待に胸を膨らませながら上司の車に乗って虎ノ門に向かっていました。
始めていく「ハングリータイガー」の本店は、慣れないとすこし分かりにくい細い路地に面していて乃木坂のおしゃれなお店からはかけ離れたイメージの店構えで、おせいじにもおしゃれとは言い難い。中をのぞくと混んでいて席は空いてなさそうでありました。入り口に近づくと中からおばちゃんが出てきて「あ〜ら、先生。ちょっと待っててくださいな。すぐに空きますから。」と言われました。たしかに5分かそこらで席に案内され、とりあえずビールを注文。
おばちゃんが「何にしましょ。」というので、
私は「バジリコ!昔、差し入れしてもらったやつが忘れられなくって。」
おばちゃん「ああ、ペスカコンバジね。あれはうちの名物だからね。それはあとで!。砂肝は食べたことある?ないならそれにしなさい。」
イタリアンレストランで砂肝???
上司はだまってニヤニヤしています。
しばらくしてニンニクたっぷりのオリーブオイルで炒めた砂肝が出てきました。
上司は、「これはパンに砂肝とニンニクとオリーブオイルをのせて食べるんだ。」
砂肝のシコシコ感とニンニクのきいたオリーブオイルのスープの味の組み合わせが、まさに絶品。これはやけどするぐらい熱いうちに食べるのがうまい。
結局、注文してもいないのに次から次へと料理が出てくるのだが、そのどれもがうまいのであります。
上司が、「おれ、ここに来てメニューを見た事も注文した事もない。いつもお腹がいっぱいになるほど出てくる。」
しばらくするとおばちゃんがテーブルの脇にやってきて、うちの上司に世間話をはじめた。おばちゃんは、気に入った常連客と世間話をするのが楽しみの一つであるようであった。これが結構長いので、上司がここに来る前に「本当に行く?」と念を押した意味が何となくわかった。
こちらがお腹がいっぱいになった頃を見計らってか、おばちゃんが「じゃあパスタね。あなたはペスカコンバジでしょ。あとは?」というので、「もうお腹がいっぱいで、それだけでいいです。」「ニンニクは?」「お願いします。」
こうして、私は十数年ぶりにあの「柿の種の缶詰めに入ったバジリコのスパゲッティー」との再会をはたしたのである。
そして、このお店の一番の名物は、おばちゃんであった。







初めまして!ずっとずっと乃木坂のハングリータイガーが本当に突然の閉店以来ずっと探していてやっと情報をゲットできました。
前に調べた時に、友人が虎ノ門のハングリータイガーは全然味が違う。乃木坂の味はもう食べれないと言っていたのですが、スパゲッティーバジリコのお味は乃木坂のものと同じでしたでしょうか?
あのバジリコと魚介のリゾットの味が忘れられません(>_<)
感想を教えてください☆彡
by 乃木坂ハングリーファン (2007-11-20 19:45)
乃木坂ハングリーファンさんへ
虎ノ門の方が本家ですので、こちらがオリジナルということになるのでしょう。私の記憶をたどる限りパスカコンバジもダニエルも昔と変らないように思います。リゾットはあまり食べなかったのでわかりません。
今はおばちゃんの息子さんの時代になってメニューも昔とは少し違いますが、メニューになくても云えば作ってくれます。
by ohdy (2007-11-24 23:38)
お返事有難うございました。今、ど田舎に引っ越してしまいましたが必ず食べに行って見ます。
バジリコ・魚介のリゾット・そして卵とろとろ特注のカルボナーラ・・・
今すぐにでも食べに行きたい衝動に駆られてしまいます。
旧、勤務先のハングリーファン友人達にも早速知らせます。
嬉しい情報有難うございました(*^_^*)
by 乃木坂ハングリーファン (2007-11-25 10:00)